金木犀のキットを手に取っていただき
ありがとうございます。
キットでは初の、草木染めから体験できるものです。
金木犀の花びらにつかう布をタマネギの皮で染めます。
火を使う染色ですので十分注意して作業してくださいね。
染めに使うタマネギの皮によって
染色液や染め上がりの色が違います。
画像の色は参考にしてください。
それでははじめましょう!
まずはキットの中身を確認します。
・絹布
・未精練の絹糸
(今回の制作には使いません。おまけです♪)
・丸太の箱
・媒染剤(焼きミョウバン約0.1g)
・アクセサリー金具がついた革パーツ
・葉っぱパーツ2枚
・ペップ7本(うち1本予備)
・型紙がついた台紙
・染色カード
次に染色に必要な器具を揃えます。
・小さな鍋
(変色や色移りを防ぐためステンレスやホーローが望ましい)
・耐熱容器
(熱湯を入れるのに使います。画像ではビーカーを使用)
・計量カップ(キッチンにあるようなもの)
・ゴム手袋
・割りばし
・計り(キッチンにあるようなもの)
・ボウル(糸と布をすすぐのに使います。
変色や色移りを防ぐためステンレスやホーローが望ましい)
・タマネギの皮 約3g
【タマネギの皮で染める】
染色手順①媒染作業 ②抽出液の準備 ③素材の染色 ④洗浄と乾燥
①媒染作業
(熱に耐えるものを作業台にしてください。)
媒染は発色をよくしたり色止めの効果もあります。
焼きミョウバンの量は、素材(布と糸)の重さの約5%。
約0.1gを袋に入れています。
耐熱容器に、焼きミョウバンをすべて入れます。
そこに熱湯を加え、透明になるまで割りばしでよくかき混ぜます。
(熱湯の量は、布と糸がかぶる量あればよい。)
事前に水で濡らして絞っておいた糸と布を入れる。
媒染剤が素材全体にいきわたるよう、
割りばしでかき混ぜながら10分間浸す。
布と糸を取り上げ、絞っておく。
これで媒染作業は完了です。
②染色液の準備
鍋に、タマネギの皮3gと水200ml入れて火にかける。
沸騰後、弱火にして10分間煮出す。
(火を使っている時は目を離さないでください。)
10分後、水分を切りながら皮を取り出す。
これで染色液の完成です!
③素材の染色
媒染した糸と布を染色液の中にいれる。
割りばしでよくかき混ぜながら
沸騰後10分煮る。
蒸発して水分が少なくなりすぎたらお湯を足してください。
④洗浄と乾燥
布と糸を鍋からボウルに移し、しっかり水洗いしてから
日陰で乾燥させる。
これで、素材の準備ができました。
キッチンでする草木染めはいかがでしたか?
基本的な染め方ですので、応用して色々な染めに挑戦してみてくださいね。
次はアクセサリー製作です。頑張りましょう!
【ご不明な点など気軽にお問合せください。】